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就労移行支援を利用してわずか3か月、支援員で就労【就職者の声】|横浜駅徒歩4分・精神障がい専門の就労移行支援

皆様こんにちは!

就労移行支援事業所JESD(ジェスド)横浜、支援員の西東(サイトウ)です。

 

今日はJESD横浜で活躍している渡邉支援員の話をさせていただきます。

この渡邉支援員ですが、就労移行支事業所JESD新横浜に2017年5月末より利用をされ、わずか3ヶ月でJESD横浜の支援員として働き始めました。

 

就労移行支援を利用してから実際に支援員として活躍しているこの1か月半を振り返ってみたいと思います。

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就労移行支援を利用したきっかけ

就労移行支援について知るきっかけは様々だと思います。JESDにお問い合わせを下さる方も「パンフレットを見ました」という方や「ブログを見ました」という方がいたり、色んな媒体を通して就労移行支援についての情報を得られています。

渡邉支援員はどうやって就労移行支援のことを知ったのでしょうか?

 

「初めてJESDを知ったのはパンフレットを見たことでした。その時はJESDのサービスである就労移行支援や就労継続A型について全く知りませんでした。面談を受けるためにJESD新横浜に行ったときに事業所の雰囲気がとても好きになり通ってみたいと思うようになりました。」

 

面接で事業所に来た際に何か感じるものがあったのですね。

具体的にはどんな雰囲気が魅力的に感じたのですか?

 

「私はうつ病の症状から求人を探していると調子が悪くなってしまうことがあります。それでも働かなきゃいけないという思いや不安が募って面接を受けていました。受ける度に自分の体調が悪くなることを感じていました。そのような中でたまたまJESDのパンフレットを見つけ面談を受けました。JESDを受けた時には今まで受けた企業と違い安心感を感じました。ここなら私のことを助けてくれるんじゃないかって思えたんです。」

 

渡邉さんからは何かしらの危険信号が出ていて、それを解消できると感じられたところがJESDだったんですね。きっとJESDという場所や環境に居場所を感じることができたのではないでしょうか。

就労移行支援に通所するきっかけは何だったのでしょうか?

 

「面談で話を聞いていると就労移行支援と就労継続A型というがあることを初めて知りました。就労移行支援はスキルを身に着けて就労のサポートをしてもらえること、A型はパソコン使ってデータを作成したり加工したりする仕事ということでした。安定していない体調を整えなければいけないこと、苦手だったパソコンが学ぶことができ、就職の支援をしてもらえることに魅力を感じました。一番初めに感じたここなら助けてくれるって思いを改めて強く感じました。それが就労移行支援を利用するきっかけとなりました。」

 

「初めのころは葛藤がありました。収入のこともあり色んなところに面接を受けに行き働くつもりでいたはずなのに就労移行支援に通っていて良いのかって。でも通っているうちに自分に力がついている実感が湧きました。未来を考えれば良い選択なのも理解していました。家族に相談したときに焦ることはないし良い経験になるよ。将来を考えたら一番良いんじゃないの。って言われたのも大きかったです。」

 

面接担当官の言葉やご家族の言葉が胸に響いたのですね。

JESDはその人らしさやその人の環境や生活、これからを考えることを大切にしています。就労移行支援であればスキルを身に着けた先の安定した就労、就労継続A型であれば事務的な実務を通した先の安定した就労とステップアップを考えていただきたいのです。

 

JESDでどんなことを学んだか

では実際にJESDではどんな支援受け、就職・就労に繋がったのかを聞いてみましょう。

 

「もともとパソコン操作は文字入力程度しかできませんでした。今までの仕事でもパソコンは出来上がっているフォーマットに打ち込む程度だったので、Word、Excelを中心に勉強しました。ExcelのMOS検定に向けた勉強のほかに、月に1度のイベントについてのチラシ制作なども自分で工夫しながら作業することで、とても勉強になりました。そのほかにもビジネスマナー講座にも参加し、電話応対など今後社会で役立つことを学びました。」

 

パソコンのスキルアップを目標に通所を続けてきたのですね。

スキルアップのために具体的にはどのような学習をしてきましたか?

 

「まずは今後就職したときに役立つようなWordとExcelの課題をこなしました。課題をこなし1つ1つ分かっていくことが楽しかったです。そしてこれを就職にどう役立たせることができるかを支援員に相談したとき、資格取得をすすめられました。新しい目標ができテキストを使いながらMOS検定に向けた勉強を始めました。勉強するときJESDでは自分のペースですすめることができました。無理をしないで調子が悪い時には一呼吸を置きながらできることや、苦手なところは重点的に支援をしてもらうことができました。個別支援を特徴としているJESDが私の肌にとても合っていました。」

 

「こういう病気と闘っていると常に大きな不安が付きまとっていて、それを減らすためには自信をつけることが大事だと思っています。JESDで学んだことは、まさに自分に自信をつけさせてくれることがたくさんありました。それに持っている病気は違うけれど、一緒に学習する周りのみんなの姿が私には励みになりました。」

 

JESDの支援方法は一斉参加型の全体支援ではなく個別支援を重要としています。

渡邉支援員の高い意欲と個別性を重視したJESDの支援により、わずか2か月でMOS検定Excelに満点合格したこと、そしてわずか3か月で就職を勝ち取ったことが物語っているのかもしれないですね。

 

JESDでの思い出

資格取得をはじめ就職に至るまでの支援を受ける過程で楽しかったことや辛かったことはどんなことがありましたか?

 

「JESDではイベント事も沢山ありましたが、個性豊かな皆さんと毎日一緒に過ごせたことが何よりも楽しかったです。抱えている病気や状態が皆さん違っているはずなのに会話が弾みました。一人ひとりが魅力的に感じました。」

 

「辛かったことは新横浜の皆さんとお別れをしたことです。でも今になってふっと考えることがあります。お別れをしてしまったけど皆さんはJESDで共に学習をした『仲間』です。私はJESDを一足先に巣立ったけど、遅かれ早かれ仲間は巣立っていきます。就労移行支援はそういうところなんだと思い返しました。巣立ったことで関係が切れてしまうかと思えば違うんです。これからも仲間とは繋がっていくんです。私はJESDに今まで感じることができなかった居場所を感じることができたし仲間ができました。これからの生活や仕事では確実に活きるものだと思っています。」

 

うつ病に罹患すると症状は様々ですが『居場所』や『仲間』を感じることが難しくなってしまうことがあります。そして『不安』や『恐怖』を感じることがより強くなることもあるでしょう。

身体や心が休まる空間がある、話ができる仲間がいるということが安心や自信に繋げることができたのですね。

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移行支援スタッフへの道

就労支援事業所を利用して就職先としてJESD横浜の支援員で活躍をするという道を選ばれましたが、就労支援スタッフへの興味はどの段階で湧いてきたのでしょうか?

 

「JESDに通い居場所ができ仲間ができたことで自分自身の体調が上向きになっていきました。自分の体調が良くなっていくにつれて変化が起きました。自分のことだけじゃなく周りにも目を向けれるようになってきて、皆さんが元気だと嬉しいと感じるようになってきました。気持ちが『自分』から『相手』へ向き始めましたのだと思います。自分の病気の経験を役立てたいとは漠然と思っていましたが、気持ちが自分から相手に向き始めたことで、形にするのがJESDなら可能なのかもしれない、JESDで形にしたいとイメージするようになりました。どこか企業で働く自分よりJESDで働く自分のイメージが理屈ではなく強く湧いてきました。」

 

 

実際に仕事をして

JESD横浜が9月1日に開所して約1か月半が立ちました。利用される方も日増しに増え支援員としての活躍が期待されますが、実際に仕事をしてみてどう感じていますか?

 

「まだ始まったばかりですが、新しいことの連続に毎日ワクワクしています。自分のように病気と闘いながら次のステップを目指す皆さんのお手伝いができるように、自分自身も日々勉強しながら頑張っていきたいと思っています。」

 

「支援員としてもこの障害福祉の業界としても初めてのことで、思いがけず飛び込みました。今は学ぶことが楽しくもあり難しくもあります。でもそれが自分を成長させるために気が引き締まることでもあると思っています。」

 

どんな仕事をするにしても新しい環境に飛び込むことや新しいことを学んでいくことは大変なことです。

環境・人間関係・生活、色々なものが一気に変わりましたがその影響は出ていますか?うつ病という病気と向き合いながらの仕事はどうでしょうか?

 

「病気とは上手に向き合うことができています。仕事をして1か月以上がたちましたが悪い作用は一切出ていません。周りの人からの理解があり、不安なく働けていることが一番大きいのだと思います。」

 

「私が考えていることは結局は自分次第なんじゃないかということです。JESDを利用してセルフケアシートをつけることで自分の体調管理ができるようになりました。今でも続けていくことで小さな体調や気持ちの変化を常に察知できるようにしています。自己管理をしっかりすることが働く意欲に繋がっています。」

 

体調管理は働く上で大切なことです。病気と向き合い付き合っていくことは簡単なことではないとは思いますが、JESDで行っているセルフケアシートが就労移行支援に通っている時だけではなく、就職してからも役立っているんですね。

 

では、JESDではどんな仕事をしていきたいと考えていますか?

 

「専門的なことはこれから勉強していかないといけないと思います。私にしかない武器はJESDを利用される方と同じように障害を持っていることです。障害を持ちながら働く支援員として、私にしかできないケアをしたいです。初めてJESDに来た時に感じた安心感を利用される方に感じていただけるような空間を作りたいです。」

 

同じ障害を持つ支援員はJESDでも他にいません。渡邉さんだからこそできる支援をしていくことでJESDを居場所としてくれて安心感を感じてくれる空間になると素敵ですね。

JESD横浜スタッフ全員で協力して創り上げていきたいですね。

 

最後にこれからの目標は何でしょうか?

 

「一番に考えていることは誰かに頼られることに喜びを感じられるような人間になりたいです。病気を抱えながら、病気と向き合いながら自分の出せる力を発揮したい。それが自分だけじゃなくて周りの力になれば幸せです。」

 

「私は病気によって絶望の中で生きています。未来を考えると闇が広がっていて真っ暗なんです。正直な気持ちでは未来をうまく思い描くことができません。矛盾しているけど今はとても充実していて足元だけは明るくなっているように感じています。それがずっと続けばいいなって。私は暗い出口のないトンネルの中を歩いていて、その時その時で誰かがライトを渡してくれて少し明るくなることもあります。もしかしたらその灯りで出口が見つかるかもしれないし、今できることを精一杯やっていきたいと思います。私もトンネルの中で立ち止まっている誰かにライトを渡せるような人間になれたらいいな。」

 

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就労移行支援を利用し、JESD横浜に就職をした渡邉支援員に生の声を聞いてみましたがいかがでしたでしょうか?

お読みになられた方の中で感じ方や考え方は違うとは思いますが、障害を持つ渡邉支援員はJESDの支援員として病気と向き合いながら、ワクワク楽しみながら毎日の仕事をこなされています。

 

渡邉支援員の言葉を借りるのであれば、JESDは暗く出口のないトンネルで立ち止まっている方、迷っている方に対して光を差し伸べることができる存在でありたいと考えています。

一人ひとり悩まれていることや目指したいものは異なってきます。その一つひとつに真剣に向き合い、今を、未来を明るいものにする支援をさせていただきます。

 

 

ご興味がある方はどうぞ、お気軽にお問合せ、見学などお越しください。

【横浜市指定 就労移行支援事業所】

JESD横浜 日本うつ病就労移行支援協会

住所 横浜市神奈川区鶴屋町3-30-8 SYビル4F
TEL 045-313-2220
MAIL  yokohama@jesd.jp

(お問い合わせ受付時間 10時から18時まで 土日祝は休み)

 

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